グローバルナビゲーションを飛ばして本文へ

グローバルナビゲーションを飛ばしてローカルナビへ

グローバルナビゲーションを飛ばしてフッターナビへ



2009年度 日本語教育実習(釜山)を実施しました

釜山外国語大学における日本語教育実習を終えて


 今年も9月5日から20日までの16日間にわたり、釜山外国語大学校日本語学部の協力の下、日本語教育実習を行うことができました。大学関係者をはじめ、実習指導にあたってくださった先生方、ホストファミリーなど、本当にお世話になりました。
実習生は文化の異なる環境の中で、それぞれ楽しく充実した時を過ごしたようです。帰国後の実習生の感想などを聞いていると、まさに経験に勝るものはないということを私も実感しました。
 実習生の皆さんには、釜山の実習で得たものをさらに大きく実りあるものにしていってほしいと念願しています。

(教授・水田澄子)

実習最後の修了式で

実習最後の修了式で



教育実習について

 私が教育実習を通して学んだことは、最後まで考え抜くこと、そして人や物事と向き合うことの大切さです。

 授業準備では、何度も教案や教材を作り直していく必要がありました。どうすればより良い授業にできるのか、どうすれば学習者に楽しく、そしてしっかりと学んでもらうことができるのかを考え、改良を重ねていきます。大変な作業ではありますが、最後まで考え抜いた授業計画では、その授業一つ一つが貴重で意味のあるものになります。担当の先生とのミーティングでも、教案はもちろん、言葉、パワーポイント、アクセントとさまざまな点において、とても丁寧に、そして熱心に指導していただきました。そのため、回数を重ねるごとに授業がきちんと「形」になっていくという手ごたえがあり、考え抜く作業の大切さを、身をもって実感することができました。

 そして、そのような準備をもとに行った教壇実習では、学習者と向き合うことがとても重要になってきます。私は、初めての授業で机間巡視をする際、怖くて教壇を降りられなくなる、ということがありました。自分が教師となって教えたことを、学習者が理解しているのかを確認するという作業が怖くなったのです。しかし、その授業後、多くの学習者が笑顔で「ありがとうございました」、「先生、緊張しないでください(笑)」と声をかけてくれ、その言葉に私はどれだけ救われたか分かりません。そしてそれ以来、少しずつ学習者一人一人との距離を縮めていくことができ、次第に教壇を降りることが楽しくなっていきました。恐れずに向き合うことの大切さを、私は釜山の学習者から学ばせてもらったと思います。

 教壇実習最終日に学習者全員と撮った写真を部屋に飾り、毎日目にするたびに、釜山での実習が思い出されます。夜遅くまで学校に残って書いた教案、先生や実習生と食べた夜食、学習者との会話、そのすべてが、現在の自分を支えているのだと感じられます。本当に多くのことを学び、貴重な体験ができた教育実習でした。

(日本語学科4年・神谷佳那)

学生と(最前列右端が筆者)

学生と(最前列右端が筆者)



韓国でのホームステイについて

 私は韓国での2週間の滞在中、一人暮らしをしている19歳の女の子の家でホームステイをしました。

 彼女は釜山外国語大学の1年生で、日本語はまだまだこれから、といった印象でした。そのため、最初はコミュニケーションをとることが難しいのではないかと不安になりました。しかし、彼女は向上心が高く、おしゃべりすることが大好きだったので、すぐに日本語が上達し、私の不安もすぐに吹き飛びました。

 偶然にも彼女と私は趣味や考えがまったくと言っていいほど同じで、大変仲良くなりました。まるで姉妹のようでした。彼女は私より年下でしたが、私のために料理を作ってくれたり、掃除をしてくれたり、ベッドを貸してくれたりと、面倒見がよく、どちらが年上で年下なのかわからないほどでした。

 一つだけ、困った点を挙げるとするなら、彼女は一人暮らしで、家の鍵が一つしかなかったので、自由に家に帰れなかったということです。実習の準備のために、学校に残り、作業をしたいときもありましたので、一緒に行動するのは難しいことでした。しかし、そのおかげで、彼女といる時間が増えました。今思えば、常に彼女と一緒にいました。学校へ行くときも家に帰るときも一緒で、ショッピングやカラオケに出かけたり、ガールズトークをしたり、ジョークを言い合ったり、本当に楽しかったです。また、彼女の学校の友達と遊んだり、そして、普段日本語に触れていない、様々な年代の人と交流する機会もたくさんあり、より深く異文化を感じることができました。

 違う国の人と一緒に生活をするということは、言葉、習慣や文化が違うため、時には面白く、そして時には混乱を招きます。もちろん、お互いがそう感じるのですが、外国人である私と2週間を共に過ごし、その間、常に日本語を話さなければならない彼女にとって、この2週間は大変だったと思います。彼女には本当にお世話になりっぱなしでしたが、2週間という短い間、私と一緒に過ごしたことによって、少しでも何か彼女の糧になってくれれば、と願っています。そして、この貴重な出会いを、これからも大切にしていきたいです。

(日本語学科4年・山本紗希)

ホストシスター達と(前列中央が筆者)

ホストシスター達と(前列中央が筆者)



釜山の観光名所

 釜山の観光名所の中でわたしが一番気に入ったところは、ヘウンデビーチです。ここは地下鉄ヘウンデ駅から歩いて10分程度とアクセスがよく、大韓八景の一つに数えられる韓国最大のリゾートビーチなのだそうです。

 地下鉄を降りてビーチまで続く通りには、屋台が並んでいてとてもにぎわっていました。観光客も世界各国から来ているようで、ここは本当に韓国かと思うくらいたくさんの言語が聞こえてきました。またビーチの近くに高いビルがいくつも建っており、リゾート地でありながら近代的な雰囲気もかね備えている感じでした。

 砂浜からの景観は話に聞いていた以上の美しさでした。その日は天気もよく、空と海の青さがとても印象的で、そのあまりのきれいさに写真を撮るのを忘れてしばしボーっとしてしまったくらいです。わたしは日本であまり海に行くことがないので、改めて自然の美しさを感じることができてよかったです。

 釜山に来てから、教案に追われ、ホームステイ先と学校の往復だけの毎日だったので、ヘウンデビーチにはとても癒されました。また、この海を見に、釜山を訪れたいです。

(日本語学科4年・浅井みゆき)

ヘウンデビーチにて

ヘウンデビーチにて