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「学科生懇談会」が開催されました(10月3日(金))



 平成20年10月3日(金),今年で2回目となる学科生懇談会が7号館食堂にて開催されました。1年生から4年生までの100名を越える学生と日本語学科の教員が参加しました。

 まず,各学年からそれぞれ1名の学生が現在の生活や考えていることについてスピーチをしました。その後,会食をしつつ,興味のあるテーマに分かれて情報交換をしたり,上級生からアドバイスをもらったりしました。

 用意されたテーマは「就職」「進学」「留学」「語学研修」「日本語教育」「学生生活」「授業」でした。それぞれのテーマについて,主に経験者が「テーマリーダー」として話を進めました。それぞれに自由なテーマで話をするグループもあり,自由な雰囲気でそれぞれに有意義な時間を過ごしたようでした。


アンケート集計結果

 学科ではアンケートを用意し,出席者に回答してもらいました。

 107名の回答者全員が「懇談会は有意義だった」と答えました。その理由として,1・2年生は情報を得られたことが有意義だったという回答が多く,3・4年生は交流ができたことが有意義だったという回答が多く見られました。

 話したテーマについて聞いたところ,1年生は自分の将来や就職について,2年生は留学・進学・授業など学業について,3・4年生は就職・日本語教育といった今後の進路や学生生活について話したという答えが多く見られました。また,話したかったテーマについて聞いたところ,今回用意しなかったテーマとして,「教職」「休学して行く留学」「英語の勉強」といったテーマが挙げられました。

 今後のための意見や希望としては,「もっと頻繁に開催して欲しい」や「再度開催して欲しい」といった意見が見られました。多くの学生や情報収集や相互交流の機会を求めていることが分かります。こういったイベントは学生の皆さんが自主的に企画・開催することも可能です。こういった機会を増やすことは学生生活にとって大変意義のあることです。今後は学生の皆さんの自主性を強く求めていきたいと思います。



学生の感想より

 学科生懇談会に出席して、私はすばらしい先輩に出会いました。

 「勉強は辛いものですか?勉強は何のためにするか分かりますか?」

 突然彼女は私たちに対して、斬新で、どこか答えにくいこの質問をし、一人一人の答えを聞いていきました。
 ところで、あなたならどう思いますか?辛いですか?
 先輩の答えはこうでした。「勉強は辛くてするものじゃないよ。勉強って、所詮自分のためにするものだよ」。これは私が思う彼女の名言です。

 私が初めに思ったのは、それほど苦痛ではないなぁということでした。例えば留学生と話す時、私の単語不足のせいで毎回会話が成り立たないことがあります。頼りの辞書も、そのたびに使用していては会話がスムーズにできません。だからこれが少しでも解消されるなら、大変だなぁとよく感じるけれど、勉強が嫌でしょうがない、というわけではありませんでした。
 でも「自分のため」という実感はありませんでした。確かに私にとっても勉強は結局自分のためにするものです。しかし、勉強が自分のためになる、自分の将来のためだ、など考えたことはありませんでした。私はそれほど勉強というものに価値を見出したことはありません。私にとっては「こうしたい」と思った時にその目標に近づくための道具でしかありませんでした。例えば、「留学生と会話がしたい」という目標があって、「単語の知識が不足している」と感じたら単語の勉強をします。もし勉強によって単語不足がある程度解消されたら、私は単語の勉強をやめます。そのあとは続けません。すでに目標に到達してしまったからです。
 しかし、もし彼女の考え方を取り入れ、その後単語の勉強をしていたら、私の能力はどうなっていたのでしょう。例えば単語を増やすことが英検もしくはトーイックの役に立つと気づいて続けていたら、それらに役に立っていたかもしれません。さらに、会話が上達するのにも役に立っていたかもしれないのです。

 ところで、なぜこの一言にこんなにも心が動かされたのでしょう。そのまま聞き流していれば、なんてことのない数分のやりとりで終わったかもしれません。私でもこのようなことは高校時代の朝会や中学時代にもたびたび聞いてきました。誰だってこのような話は少なくとも一度は聞いたことがあるかと思います。多分あまりに唐突であったこと、それにあまり歳の違わない「先輩」という身近な立場の人がこんなにもしっかりと意見を持って私たち「後輩」に語っていることに驚いたからだと思います。果たして私がこの先輩と同じ学年になったら私はこんな意見を持てるでしょうか。
 たぶん、今の私が同じ学年になったとしても無理だと思います。そんなしっかりとした考えなんて持っていないからです。今と大して変わらないままその学年になっていくと思います。でもこんな風に自分の意見を持って、後輩に語れるようになっていたらかっこいいとは思いませんか?私はかっこいいと思います。
 幸いにも今1年生ですから、卒業まであと3年間あります。これからの大学生活で、何のために勉強するのか、この勉強を将来続けてみたらどうなるか、など少しでも意識してみると、ただ何となく目標を達成するためにやっていた勉強が変わっていくのではないかと思います。この変化が私に何かプラスに働いてくれるような気がしています。そしてできればいずれ先輩と同じ年になった時、私もあんな風にしっかりと自分の意見を持って後輩に語れたらいいなぁと思っています。

 これが私の交流会の感想です。私の他にも、先輩からのアドバイスを聞いて自分の将来について考えた友達や、先輩との交流から新しいものの見方に気づいたりした友達がおり、様々なプラスの影響を受けたそうです。部活に入っていたりその他の課外活動をしていたりして、先輩との交流がある人もいるかとは思いますが、これだけの日本語学科の先輩と交流できる機会もなかなか少ないかと思います。たった1時間30分程度でしたが、先輩の生の声を聞ける貴重な機会だったと思います。ぜひ、来年もまた開いてほしいと思っています。

(日本語学科1年・村瀬智美)