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リレーエッセイ vol.8

ベストアナウンサーコンテストに優勝して

日本語学科3年
寺田 瑠菜

 私がマスコミ業界研究グループに入ったのは、大学1年の4月のことです。もう、活動して2年半になりますが、その時間はとても濃く、充実していました。
 マス研は「放送班」と「新聞班」に分かれています。私は、アナウンスの練習を中心に行う放送班に入りました。マス研の良いところは、毎週プロのアナウンサーの先生に指導をいただける点です。高校時代、放送部に入っていた私は発声などの基礎はそれなりにできていると考えていましたが、先生の細かな指導を受けて、発声練習がまだまだ足りていなかったというより練習方法が間違っていたことに気が付きました。
 また、マス研では、テレビ局やラジオ局で働くプロの方と一緒に、番組を作る機会があります。ラジオ局で番組を制作した際、番組内の原稿を書いた時のことが印象に残っています。プロと共同で原稿を執筆した時、何度も原稿のチェックがあり書き直しました。その作業は決して楽ではありませんでした。しかし、苦労の末ようやく出来た原稿を、アナウンサーの方が読んでくださった時は感動しました。ラジオ局での番組制作は、テーマの選定から、原稿の執筆、そして、原稿がアナウンサーの手に渡るまで、様々な過程があります。一つ一つの作業を、バトンを渡すようにしてできた番組の苦労も実感できて、今でも私の宝物です。
 マス研での活動を通じてプロの指導者に出会えるなど、貴重な体験が数多くありました。アナウンス技術についてはスキルの向上に試行錯誤して、練習を繰り返し、私は今年やっと「ベストアナウンサーコンテスト」で優勝することができました。コンテストは、マス研主催で毎年開催されているもので、今年の審査委員は、中京テレビの報道副部長の板谷学氏、名古屋テレビ編成局アナウンス部長の大川敦子氏など錚々たるメンバーでした。
 私は、1年生の時も、2年生の時も、努力賞止まりで、悔しさを感じていました。今年も出場したところで…」という思いもあり、コンテストに参加するかどうかですら、迷っていました。しかし、懸命に努力する後輩たちの姿をみて、「自分がやらないでどうするんだ」と思いました。優勝したことももちろんですが、私はそんな後輩たちとともに、このコンテストに出られたことが大切な経験だと感じています。
 マス研で学んだ日本語学科の先輩たちは、NHKのキャスターや中日新聞、講談社などに就職を決めています。私も先輩たちに負けないように頑張りたいと思っています。
 マス研での活動は、卒業して10年20年経った後も、私の中で光り続け、支えてくれるでしょう。