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= 竹ノ山 の タケノコ 通信 =
〔第17号 2014年10月9日〕



今月の話題  「 あなたの英語は何のため 」

第16回、9月のチャレンジは、英語や英語学習についての質問でした。

【質問1】 英語を使って、あなたは将来何をしたいですか。

 お答えとしては、外国人と交流したい、留学したい、外国人の「おもてなし」、キャビンアテンダントやホテルマンとして働きたい、仕事に使いたいといったものが出てきました。でも、そういう目的で、具体的に、英語を使って、だれと、どこで、どんな話をすることになるでしょうか。英語の‘使用場面’ということです。

 まず、相手が英語を母語としない人たちという場合のほうが多くなるでしょう。英語は、英語を母語としない人々の共通言語として利用されています。外国人といっても、それぞれの発音や文法のクセに驚くことが頻繁に経験されるでしょう。

 英語を使う場面としては、買い物や観光といった日常的な場面が、まず想定されますが、接客やビジネスでは礼儀・習慣にのっとったことばづかいが求められるし、人前であいさつを述べることだってあるかもしれません。くだけた親しいことばから、あらたまった正統的な話し方まで、また、書くときにはそれなりの形式にのっとった書き方というように、さまざまなスタイルを身につけることが望まれます。日常会話のレベルから、それぞれの目的・必要に応じた学習に進んでいくことになるでしょう。

 ただ、言うまでもなく、このことは、外国語以前に、母語である日本語でこそできるようになりたいものです。これから進んでいく道を予想して、そこでどんな場面を経験し、どんな人に出会うかを考え、そこで必要になることばを思い浮かべることで、学ぶべきことがよりはっきりするし、学ぶ意欲も持ち続けられるでしょう。

 日本で暮らしていくから、英語を使う機会はないと考える人もいます。しかし、外国人に遭遇する機会はこれからどんどん増えていくでしょう。それに、今の日本では、英語のCM、いろいろな説明、ネット情報が身の回りにあふれていますから、おそらく、多くの人が知らず知らずのうちに、日常で英語を利用しています。

 それから、英語の表現や英米人などの行動を見て、どうして、という違和感をもつことは大事なことです。日本語や日本人の発想との違いに気づくための‘鏡’として、外国語はたくさんのことを教えてくれます。

【質問2】 日本人は、何のために、どんな英語を学ぶべきですか。

 グローバル化に対応するため、外国との友好・親善、日本の国の繁栄のためなどがあげられました。ちょっと抽象的で、答えにくかったかもしれません。

 英語を学ぶ目的はいろいろで、それは個人の計画や希望によって選ばれることになるわけですが、少し角度を変えて見ると、日本というコミュニティ全体として、そういった各方面を担う人がいてほしいということになります。それぞれの分野で、いわば日本を代表して世界に向き合おうという意気込みをもつ大学生もおおぜいいます。学ぶことは、まずは自分のためであり、同時に‘お国のため’でもあるわけです。

 そのためには、もちろん、英語をあやつるだけでなく、話すべき内容をもつために、日本と日本文化についての知識、世界のさまざまな地域とその文化についての知識を身につける、自分が提供できる専門性をもつなどが必要です。

 全世界、特に、近隣諸国、また、問題を抱える途上国などとの関係を築き貢献していくための国際共通語として、英語をはじめ、いろいろな言語を駆使する人たちが、もっと出てきてほしいものです。

(日本語学科 中道真木男)

今月のチャレンジ

★ このメルマガでは、毎号、日本語・日本文化、日本語力、国語教育、日本語教育などについての課題を出題します。解答を考えて送ってください。タイトルを「10月のチャレンジ」として、解答のあとに、お名前と所属を書き添えてください。
★ 送り先は、takenoko_re□@nufs.ac.jp(実際の送信時には□を省き、続けて入力してください)です。
★ 次号で、送っていただいた解答のうちおもしろいものと解説を掲載します。


第17回、10月のチャレンジは、皆さんが「アレッ、あれはどんな意味だったんだろう?」と後で考え込んだりする可能性がある日本語の使い方についての問題です。

 次の2つの会話を読んで、会話の下にある(1)(2)に示す問題の回答をお寄せください。

【会話1】
日本語を習っている留学生カバリさんが教室に入って行った時の会話です。日本語の授業は9時に始まっています。
 A先生:カバリさん、今何時ですか。
カバリ:9時20分です
A先生:・・・・・。

【会話2】
留学生のメロさんが指導教授の加藤研究室にいたところ、電話がかかってきました。
 メ ロ:はい、加藤研究室です。
 A先生:あ、加藤先生はいらっしゃいませんか。
 メ ロ:はい、いらっしゃいます。
 A先生:・・・・・。

(1)【会話1】【会話2】それぞれについて、A先生はなぜ沈黙してしまったのか考えてみてください。
(2)他にも例があると思います。皆さんが経験したり、考え付いたりした会話例を投稿してみてください。

★ あなたのお答えをお待ちしています。
★ ご意見、ご希望、ご質問もお寄せください。
★このメルマガでは、毎号、日本語・日本文化、日本語力、国語教育、日本語教育などについての課題を出題し、翌月号で皆様に送っていただいた解答の中のおもしろいものを紹介しながら、解説します。

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