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2012年度「日本語学科フレッシュマンキャンプ」を開催しました。



  2012年4月4日(水),2012年度「日本語学科フレッシュマンキャンプ」がサーウィンストンホテルにて開催されました。入学間もない新入生たちが一同に集まり,先生方や先輩方の話に耳を傾けたり,互いに親睦を深めあったりしました。当日の様子を二人の在校生にレポートしてもらいます。また,当日の在校生によるスピーチの内容を再掲します。

参加者全員で

参加者全員で


2012年度フレッシュマンキャンプ

  2012年4月4日に、今年度の名古屋外国語大学日本語学科フレッシュマンキャンプが行われました。当日は前日の雨も上がり、新生活を迎えるには絶好の日和となりました。

  フレッシュマンキャンプは、阿部先生の司会進行の元、中道先生の挨拶から始まりました。期待と緊張に包まれた会場で一学生としての心構えや、「名古屋外国語大学の学生」として新入生に対して先生の抱く期待を語っていただきました。

  その後は、自らの学生生活の経験を元にした話が在校生からありました。「サークル活動とアルバイト等との両立」について4年生の森山さんと片山さんが、「大学生の学習(高校生との違い)」について同じく4年生の宮脇さんが話しました。新一年生には先輩が経験した努力や失敗談に真剣に聞き入り、少しでも多くのことを吸収しようとする姿勢が見られました。一方で4年生の私自身、同級生の堂々とした口調や、語る内容に「自分も負けていられないな」と気の引き締まる思いでした。私自身がそう感じる程でしたので、おそらく新入生の方々も、「自分が先輩になったら、ここまで堂々と自分の思いを伝えられるようになるのか」と感じることができたと思います。

  3名の在校生の話の後、各テーブルで懇談がありました。簡単な自己紹介と大学に入って何がしたいのか、何を目標としているのかを一人ずつ話してもらいました。私のテーブルに座っていた新入生4人は、自分の言葉ではきはきと受け答えができており感心しました。

  懇談が終わると、再度在校生の話がありました。後半の在校生の話は「留学について」・「日本語教育について」・「教職について」を宮永さん、清水さん、出口さんがそれぞれ話しました。私はお三方の話を聞いて、留学や日本語教育、教職もそれぞれ「好きなことをやっているのだな」と感じました。今回話した6人の在校生の皆さんは強い目標意識を持ち、計画的に行動してきたのだと思います。

  在校生の話の後、在校生と先生が一人ずつ座ったテーブルに、在校生が興味のあるテーマを選択し席を移動しての懇談が行われました。私のテーブルには、在校生が私一人と水田先生がいらっしゃり、教職や日本語教育について興味がある新入生が移動して来ました。懇談では、水田先生には日本語教育についてお話していただき、私は教職課程と日本語教育について在校生と話しました。

  私が懇談の中で、特に印象に残っているのは、「日本語教育か国語教育かで迷っているのですが、どちらを優先すべきでしょう」という質問でした。恥ずかしながら、私が一年生として入学した当初は、漠然と「教師になる」という思いもなければ、国語教師か日本語教師かで迷っていたこともありませんでした。むしろ、国語教師や日本語教師についてもほとんど知らないことばかりでした。にもかかわらず、新入生の何人かは自分の将来を真剣に考え始めている方がいて、たいへん立派なことだと感じました。

  今年度の新入生には今回話した在校生のように、3年後には「自分は大学生活でこれを学んできたのだ」と力強く語ることのできる学生になってほしいと思います。

(日本語学科4年・小野田将貴)

学科長のお話

学科長のお話

スピーチを聞きながら

スピーチを聞きながら



新入生、日本語学科の仲間入りを果たす

  毎年恒例となっているフレッシュマンキャンプですが、今年は本学科14期生となる新入生が参加しました。在校生の話に熱心に耳を傾け、自らのキャンパスライフを充実させようと意気込む新入生の横顔はとても輝いていました。テーブルごとの自由懇談においては、日本語学科での授業や実習、留学、教職課程、就職活動など、自分の興味・関心のあることを積極的に質問したり、時には悩み事を相談したりと、新入生は自由な雰囲気でそれぞれに有意義な時間を過ごしたようでした。

  その後、会食をはさみ、在校生企画のゲームに移りました。テーブルごとのチーム対抗で、とても白熱した午後を過ごしました。新入生限定の「NUFSクイズ」では、まだまだ知らない外大のことを大いに知ることができました。さらに、教員・在校生・新入生が協力して答えを出し合う「方言クイズ」は、まったく想像もつかない方言の意味に一同驚きを隠せない場面も見られました。「人物当てクイズ」では、漢字一文字を頼りに有名人を当てるというゲームで、全員が必死に知恵を絞り、回答者へエールを送っていました。最後に行われた「伝言イラストゲーム」は、チームワークが最も勝利を左右したかと思われるほど、全てのテーブルが全力で取り組んでいたゲームでした。ポイントが一番高かったチームには、景品としてUSBメモリが贈られました。緊張していた新入生も、ゲームが終わるころにはすっかり打ち解けており、日本語学科の雰囲気に慣れてきたようにみえました。

  最後に全員での写真撮影終え、今年度のフレッシュマンキャンプは幕を閉じました。新入生だけではなく、在校生や先生方もお互いの親睦を深めることができた1日でした。

(日本語学科4年・田部井 梓)

ゲームの一コマ

ゲームの一コマ

前に出て発表!

前に出て発表!



新入生のみなさんへ(スピーチより)

スピーチの様子

スピーチの様子

 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さん、「Sukiyaki」という歌を知っていますか。若い世代だと知らない方が多いと思いますが、60年代に海外でとても流行した日本の曲です。今でもこの曲は、日本の最も代表的な曲としてあげられると思います。オリジナルの曲名は『上を向いて歩こう』です。新入生の方でも、この曲名なら知っていると思います。

 去年、私は毎日のようにこの曲を、オーストラリアの子どもたちに歌っていました。

 私は去年の3月から大学を休学して、オーストラリアのタスマニア州で日本語アシスタント教師をしていました。タスマニア島という場所を知っていますか?オーストラリア本土と南極大陸の間にある小さな島です。小さいとは言っても、北海道と同じぐらいの大きさですが。でも、本土と比べると面積も小さく人口もとても少ない所です。タスマニア唯一の空港に降り立つと、羊、羊、羊、人、羊、羊、と人間を探す方が難しいぐらいです。そんな環境でも、日本語を勉強したい子どもたちは多かったです。

 私は小学校5年生から高校2年生までの生徒に日本語を教えていました。教え方としては、「間接法」という媒介語を使って日本語を教える方法です。私の場合は、英語で日本語を教えます。文法や漢字の成り立ちなど、教える内容は様々です。毎日、4〜6コマの授業を担当していました。歌は、いつも授業の最後に残った時間で歌っていました。私の歌を楽しみに生徒たちは、授業中の課題を早く終わらせようと必死で頑張っていました。その姿がとても一生懸命で可愛かったです。

 海外の人から見た日本のイメージは何だと思いますか。今はきっと「地震」や「津波」「原発事故」などネガティブなイメージが圧倒的に多いでしょう。実はオーストラリア国内では日本語学習者の数は年々減少傾向にあります。その背景には、中国の経済発展が影響して、日本語学習よりも中国語学習に力を入れる学校が増加しているということがあります。そして去年の災害を機に、日本語学習者の数が一気に激減しました。地震が起きた1週間後に私は日本を出国しました。そんな状況の中で日本語を海外の子どもたちに教えるということに、とても責任を感じました。また、子どもたちにとっても、震災後の日本について考えるターニングポイントであると思いました。

 『上を向いて歩こう』の歌いだしは「上を向いて歩こう 涙がこぼれないように」という歌詞です。つらい事があってもぐっと耐えて進んで行く。この歌を通して日本人の気質を伝えることが出来ればいいと思いました。それは、文法や文字を覚える言語学習とは違う、文化学習という分野です。

 新入生の皆さんには、様々な日本語教育を勉強してほしいと思います。自分が将来日本語教師になりたくても、そうではなくても、日々の授業は皆さんの役に立つ事ばかりです。どうか、皆さん頑張ってください!!

(日本語学科4年・清水之絵)