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「学科生懇談会」が開催されました(10月1日(金))



懇談会のはじまり

懇談会のはじまり

  平成22年10月1日(金)午後6時より7号館食堂で、日本語学科生懇談会が開催されました。今年は去年とほぼ同数の162名の学科生と日本語学科教員が集まりました。

  最初に「留学」「教職課程」「就職活動」「インターンシップ」「休学しての活動」「釜山での日本語教育実習」等の経験者4人に簡単にスピーチをしてもらい、その後で食事を取りながらの歓談となりました。アンケートの結果によれば、今年も多くの参加者から「有意義だった」という感想が挙がり、好評のうちに終えることができました。

  ここでは、会の最初に披露された4人のスピーチを掲載します。参加した人も、参加できなかった人も、もう一度経験者の話に目を向けてみましょう。何か新たな発見があるかもしれません。

4年間の学生生活

懇談会の一こま

懇談会の一こま

  みなさんこんにちは。日本語学科4年の横井美月です。

  今日は入学してから約3年半の私の大学生活のことを話します。やりたいことをたくさんやってきた3年半でしたが、今日は特に1年の交換留学、教職課程、就職活動の3つについて話します。すこしでもみなさんの役に立てたら嬉しいです。

  まず留学について話します。私はちょうど2年前の今頃、2年生の2期から3年生の1期にかけてオーストラリアのニューカッスル大学に交換留学にいきました。始めの半年は語学学校に通い、ここでは本当に国際色豊かな友人を作ることができました。残りの半年は現地の学生と学部授業を履修しました。本当にたくさんの楽しい思い出ができましたが、もちろん海外での生活はそれだけではありません。宿題に泣いたこともあるし、自分の英語が通じなくて困ったこともあるし、人種差別にあったこともあります。英語はまだまだです。でも留学中の全ての体験を通して、世界への見方も変わったし、自信もつきました。留学は今の自分を作り上げるひとつの大きな礎になりました。

  次に教職課程の話に移ります。1年間留学に行って教職課程を履修することはとても大変でした。学科の授業との両立に悩み、教職課程は何度も何度も途中で辞めようかと考えました。困ったときややめたくなった時、それでもがんばり続けられたのは、いつも助けてくれる教職課程を履修していた日本語学科の友達でした。先生方や清水さんにも励ましていただき、自分がどれだけの人に囲まれて助けられているかを再認識できました。私にとって教職課程で一番学んだことは感謝の気持ちかもしれません。また、教職課程の勉強は先生にならないとしても、本当に今後の人生の役に立ちそうなことばかりです。子育てするときに絶対役立ちます!ということはおいておいて、へこたれながらもここまでやってきたことは卒業したとき自分の誇りになりそうです。

  最後に就職活動について話します。去年もですが、今年も就職はとても厳しいと言われていました。2月3月は毎日のように企業に行き、説明会や選考などに臨みました。確かに、落ち続けてへこんだこともありますが、それ以上に今まで自分が知らなかった企業を知ったり、会社がどのようなことをしているのかなど調べたり、話を聞いたりすることはとてもいい経験になりました。また、何十社もの面接などを通して、自分がどんな人間なのか、どんなことがやりたいのか今まで考えたことのないほどじっくり考えるいい機会となりました。授業期間中は就職活動と授業両方をこなすことが大変かもしれません。でも、就職活動は今までの受験とは違い、社会に出る前のひとつのいいステップになります。

  私はとにかくこの3年半、やりたいことは何でもやるようにしてきました。確かに、全てやれるわけではありませんし、やったこと全部に全力投球できたわけではないです。ただ、「やった後悔よりやらなかった後悔の方が大きい」ってよく聞くと思います。本当にその通りです。4年間の大学生活、あっと言う間です。私は今最後の半年、留学生寮インターナショナルハウスでレジデンスアシスタントとして留学生といっしょに暮らすことにしました。もちろん、日本語学科の授業と教職課程の授業、卒論などの自分のことと留学生のこととの両立は確かに大変です。でもこれもずっとやりたかったことの一つです。この生活からたくさんのことを学んで、残り少しの大学生活、充実させます。ちなみに日本語学科には、たくさんの自分のやりたいことをがんばってやり遂げた先輩がいっぱいいます。1年生から3年生のみなさんは4年生と比べて当然残りまだまだ時間があります。今まで後悔があってもいいのです。これからの時間を有効活用して下さい。自分で自分を制限しないでみてください。夢を夢で終わらせないようにとにかく強くやりたいって思って一生懸命行動してみてください。そして困った時には一人で悩み続けないで、まわりの友達、先輩後輩、先生方に話してみるとまた何かが変わるかも知れません。日本語学科の先生方は私達の話を親身になって聞いてくださいます。今日は自分の聞きたい話が聞けるいいチャンスです。私もずっといるので聞きたいことがあれば聞いてください。

(日本語学科4年・横井美月)

大学でやったことのまとめ、それが就職活動

懇談会の一こま

懇談会の一こま

  みなさん、こんにちは。日本語学科4年の加藤静香と申します。今日は、インターンシップや日頃のアルバイト、学科での勉強、学生生活が就職活動にどのように役立ったかについてお話させていただきます。

  まず、インターンシップについてです。私はホテル業界に興味を持っていたので、3年生の夏に、名古屋城の前にある、ウェスティンナゴヤキャッスルホテルにて2週間のインターンシップに参加しました。インターン生ということで、どんな仕事をさせてもらえるのか、期待と不安でいっぱいでした。しかし、私がやったのは、アルバイトの方々とほぼ同じ、宴会サービスの仕事でした。これには期待していた分、正直ショックでした。ですが、振り返れば得たことが3つありました。1つ目は、仕事をする中で、また、インターンの日誌の中で、働く社員の方々の生の声を聞くことができたことです。ホテル業界がどんな業界なのか、やりがいはどんなことなのかということを、実際に働いている方々から聞くことができました。2つ目は、他大学のインターン生との出会いです。同じ業界に興味を持つ子との出会いは良い刺激になりました。3つ目は、心構え、とでも言うのでしょうか、自覚を持つということです。本当に忙しい仕事だということを、身をもって感じたので、分からないことはすぐに聞いてタイムロスをしない。やることはいくらでもある。と働いていく中で思いました。社員の方が、『お客様の前では、アルバイトの子もインターン生も、全員が社員』とおっしゃったのを聞いて、当り前なことなのかもしれませんが、改めて感じることができました。

  次に、アルバイトと学生生活いついてです。私は5年間、飲食店で接客のアルバイトをしているという経験とサークルでの活動をPRポイントにして就職活動ではアピールしました。ちなみに私のPRポイントは、笑顔・気配り・元気さです。

  そして、学科での勉強についてですが、スピーチやディスカッション、文の書き方などの実践の授業がとても役に立ちました。特に、スピーチとディスカッションは、学んでいるという経験があります。経験があるので自信があります。それを発揮できたのは面接だと思います。面接では、落ち着いて、しっかりと相手の目を見て、そして楽しんで話すことができました。

  最後に、就職活動の結果、私は今、不動産の賃貸をしている会社から内定を頂いています。内定先の会社でも、コミュニケーション能力を求めていました。日本語学科の、特に実践の授業は、とても力になると思います。学科での勉強をしっかりやるのはもちろんのこと、インターンシップやアルバイト、サークル活動など、いろんなことをやってみてください。頑張った経験は、良い思い出にもなるし、就職活動でも活かされると思います。

(日本語学科4年・加藤静香)

日本ではできない経験

懇談会の一こま

懇談会の一こま

  みなさん、こんにちは。日本語学科四年生の竹内梓です。私は去年の2月末から今年の2月末までのまるまる1年間、カナダのバンクーバーにワーキングホリデーで行っていました。

  みなさんはワーキングホリデー(以下ワーホリ)というビザを知っているでしょうか。簡単に説明をすると、このビザさえ持っていれば、働いても、勉強しても、旅行してもいい、つまり何をしていてもいいという素敵なビザです。現在ではワーホリで行ける国はカナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなど合計9カ国あります。

  私がなぜカナダを選んだかというと、アメリカ大陸に行ったことがなかったことと、カナダは発音がきれい、つまりあまり訛りがない、また特にバンクーバーは過ごしやすいと聞いたことがあったからでした。

  私がワーホリに興味を持ったのは、いつかは覚えていませんがワーホリに関するテレビドラマを見たのがきっかけでした。しかし、中学、高校、大学と英語を勉強してきましたが、成績はほとんどよくなくて、英語力に自信が全くなく、ワーホリなんて夢の世界でした。

  そんな私が本格的にワーホリに行くことを考えたのは、2年生の10月あたりです。英米語学科の友達、その友達は、それまででも春休みや夏休みに短期留学をしていた子なのですが、彼女の話を聞いているうちに、私はこのまま卒業をしていいのかと考えたのです。そして、やはりワーホリに行きたいと思いました。初めは行くことにとても不安を感じていましたが、ホームページでワーホリに行った人たちの体験記を読んでいるうちに、英語を全く勉強してこなかった人でも結構行っている人がいることを知って、私でも行けると思い、そこからは希望がいっぱいの状態で準備しました。

  カナダではまず、ホームステイをしながら、学校に通いました。国によって学校に通える期間が決まっているのですが、カナダは6カ月通うことができます。私は3カ月まずTOEICの勉強をするための学校に通いました。そこは日本人専用の学校だったのですが、予備校のように毎日たくさんの勉強をさせられて、大学の受験勉強以上に勉強をしたのではないかというくらい勉強しました。そのおかげもあって、大学に在学していたときより点数をあげることができました。行ったばっかりで不安もいっぱいでしたが、学校にはカナダに来て長い人が多く、パレードにつれて行ってもらったり、おいしいレストランを教えてもらったり、あとホームステイ先などの悩みを相談したりできたので毎日楽しく過ごせました。

  その後は、2カ月間、海外の友達も作りたいと思い、他の学校に通いました。バンクーバーにはたくさん語学学校があるので、学校選びが大変でした。TOEICの学校はもともと行ってみたかったところだったので日本にいる間に考えていたのでよかったのですが、今度の学校は何も決めていませんでした。学校に入るためにはエージェントを通すと便利でした。どのような学校があって、それぞれの特徴を教えてもらえたり、体験授業などの予約を取ってくれたりしました。そのため、自分にあった学校に通うことができました。

  バンクーバーには、たくさんの人種の留学生が来ているのですが、日本人、韓国人、ブラジル人、メキシコ人、サウジアラビア人が多くいました。私の行った学校では、日本人以外に韓国人の友達がたくさんできました。カナダに来て何をやっているのだって思うかもしれませんが、韓国の友達も日本にいてはできません。英語の能力も同じレベルの人が多かったので英語を話すには調度良かったです。そのような感じで英語を話すことにある程度抵抗もなくなってきました。

  学校を卒業するとホームステイをやめてシェアルームを借りることにしました。部屋は自分たちでインターネットや新聞を見て探さなければなりません。日本のように不動産の会社があったらどんなにいいことかと思いました。何軒か見に行った後、安くていいところを発見し、引っ越しをしました。

  それからは仕事探しを始めたのですが、ちょうど夏の時期に私は旅行に行く予定があったのでなかなか仕事は決まりませんでした。

  ワーホリの人の仕事探しは、日本のアルバイト探しと同じような感じです。インターネットや新聞、また店頭の募集の紙を見て、自分のいいなって思ったところに電話をしたり、履歴書を持っていったりします。仕事内容は、カフェやレストランの店員がほとんどです。私は飲食店で働いた経験がなかったのでそれも不利な点でした。

  仕事が決まらないまま、両親が来て一緒にロッキーマウンテンやナイアガラの滝に行ったり、姉とニューヨークに行ったりしました。その後、一度レストランで働けそうだったのですが、合わなくてやめることになってしまいました。

  どうしようか迷ったあげく、インターンシップができることを知り、運送会社の事務を4カ月間体験しました。その会社は近鉄の支社で、日本人も数人いる会社だったのですが、仕事内容は上司である中国系カナダ人に教えてもらい、完全に英語漬けの日々でした。そこでの仕事は私にあっていたのか、毎日楽しく仕事をすることができました。私の基本的な仕事は、運送されるものがどこからどこへ行くなどの説明の紙や、請求書を作ることでした。ときに仕事があまりなくて、何をしていればいいかわからなく大変な時期もありましたが、次のインターンシップ生である韓国人の子に仕事を教えたり、電話の注文などもやらせてもらえたりするようになって、とてもいい経験ができました。

  それからの1カ月は帰国に向けてのんびりしていたのですが、幼稚園にボランティアにもいきました。子供たちと遊びながら、お手伝いをして、将来保育士になるのもいいなって思いました。今さら遅いのですが。

  そして最後には、行ってみたかったラスベガス、サンフランシスコ、ロサンゼルスに友達と旅行をして日本に帰りました。

  ほんと1年の間いろんなことを経験できたと思うのですが、行ってよかったなって思えたのは、日本にいただけでは出会えないたくさんの人たちと出会えたことです。学校、ホームステイ先、エージェントの人、会社の人、友達のパーティで知り合った人など。カナダや他の国の文化を知れたのもよかったのですが、日本人の特に年上の人たちと出会えたのもよかったと思います。ワーホリに行く前は、大学生以上の人とあまり話をしたことがなく、ある一定の人としか関わってなかったのですが、カナダでは、日本の社会の話というか、仕事の話や、たくさんの人の考え方が聞けたり、こういう生き方もあるのだっていう発見もあったりして、人間として一歩成長できたのではないかと思います。また、人見知りの私ですが、たくさんの人とどんどん出会うことによって、初対面の人とも苦にならず話すことができるようになりました。これから、カナダで学んだことを生かしていけたらいいなと思います。

(日本語学科4年・竹内梓)

釜山での日本語教育実習と文化体験

懇談会の一こま

懇談会の一こま

  こんにちは。日本語学科3年の藤井文香と申します。

  今日は9月4日から18日にかけて行われた、釜山外国語大学での日本語教育実習についてお話したいと思います。

  この実習プログラムについて、知っている人も、知らない人もいると思うので、簡単に説明します。

  この実習プログラムでは、姉妹校である釜山外国語大学で、実際に日本語クラスで教壇に立ち、学生に日本語を教えたり、韓国文化を体験して学んだりします。期間は2週間、または3週間で、釜山外大の学生のお宅にホームステイをします。

  今年の実習期間は、例年より短く、2週間でした。私は2週間の間に7コマの授業を担当させていただきました。ほとんどの実習生が6〜8コマを担当していましたが、12コマ、14コマ担当した実習生もいました。1番最初の授業の日、正直私は授業をするのが嫌でした。教案自体は8月中に完成もしていたのですが、教職課程をとっているわけでもないし、本当に私にできるのかな、考えてしまっていました。結局、不安でいっぱいのまま、学生たちの前に立ちました。その授業は50分中、30分で終わってしまい、惨敗でした。落ち込みもしましたが、上手くできなかったことが悔しい、という思いの方が大きかったです。その次の授業からも、やっぱり前日は不安でいっぱいになりましたが、教壇に立つ時には、前回よりは上手くやるぞ、という気持ちでした。結局、担当した7コマで一度も完全に満足できるような授業はできませんでしたが、最初よりも最後の授業の方が、上手くできていたというのは、自分自身でも感じることができました。「慣れ」というのも、少しはあるかもしれませんが、やっぱり教壇指導してくださった先生のおかげだと思います。毎回、授業が終わると1時間ほど指導をしてくださいました。自分では絶対に気がつかなかったことや、こうすればもっと良くなる、ということなど、本当に毎回、色々なころを吸収できる時間だったと思います。

  韓国文化についても、色々なことを知ることができました。私は以前から韓国に興味があって、人並みに韓国についての知識は持っていましたし、今回で3度めの韓国というのもあり、驚くようなことはそんなにないだろう、とたかをくくっていました。でも、実際には驚きの連続でした。ホームステイをして、大学に通うことで、「観光」で韓国を訪れているときには、感じることができなかった韓国の魅力を感じることができました。特に、これは観光では知ることはできないなぁ、と思ったのが、韓国の学生のお酒に対する思いです。

  韓国の学生、少なくとも、私が知り合った韓国の学生はお酒が大好きでした。授業が終わると毎晩、飲みに行く学生、毎晩ではないけれど、週に5回は飲みに行く学生、さまざまでしたが、日本の学生よりもお酒を飲む量が多いのは明らかでした。そして、学生同士だけでなく、新学期が始まったときには先生も含めて飲み会をします。これから、半年間、同じ授業を受ける仲間を知る機会だそうです。日本でもゼミなどで飲み会をすることはあると思いますが、たまたま同じ授業を履修した他学科の学生たちと新学期早々に飲み会を開こう、とはならないと思います。一緒にお酒を飲んだら、「友達」とい考えが韓国人の中にはあります。私は、このことを身をもって経験しました。一度、飲み会に参加したら、多少の感覚の違いや学生と実習生という立場の違い、そして日本人と韓国人という人種の違いなど、一切関係なく、「友達」として受け入れてくれました。このことが私は単純にすごく嬉しかったです。これは、この実習プログラムに参加しなければ、ただ「観光」で韓国を訪れているだけでは、絶対に体験できなかったことだと思います。

  教壇実習に関しても、文化体験に関しても、本当に貴重な体験ばかりで、とても充実した2週間の実習でした。日本語教育に少しでも興味がある方、来年ぜひ参加することをオススメします。

(日本語学科3年・藤井文香)